2．1 C#の基本データ型


C#でよく使うデータ型を一覧表として示します。

i以下のうち，特に，赤字で示している型は，
よく使いますので，型の名称についても抑えておきましょう。　


表2-1　データの型　　
分類 データ型 名　　称 内　　　容 バイト数
値型 sbyte 符号付バイト型 -128〜127の整数 1
byte バイト型 0〜255の整数 1
short 単整数型 -32,768〜32,767の整数 2
ushort 符号なし単整数型 0〜65,535の整数 2
int 整数型 -2,147,483,648〜2,147,483,647
の整数		 4
uint 符号なし整数型 0〜4,294,967,295の整数 4
long 長整数型 -2の63乗〜2の63乗-1の整数 8
ulong 符号なし長整数型 0〜2の64乗-1の整数 8
float 単精度浮動小数点 約±1.5×10-45〜±3.4×1038
の実数		 4
double 倍精度浮動小数点 約±5.0×10-324〜±1.7×10308
の実数		 8
decimal 10進型 有効桁28桁の10進数 16
char 文字型 1文字 2
bool ブール型 trueまたfalse 2
参照型 string 文字列型 文字列への参照 不定
object オブジェクト型 あらゆるデータへの参照 不定

［Program 2−1］ データ型の確認
　　プログラム中でデータの型を確認するには，リストに示すように
　　GetTypeやGetTypeCode等を使います。

　　プログラム実行によって次のように表示されます。　

　　　　　　　　　　

　　　　(なお，object 型には GetTypeCode メソッドがないことに注意)　　
private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e)
{
　　string A ="aaa"int B =1;object C="bbb"
　　 MessageBox.Show(A.GetType().ToString()
　　　　　　　　　　　+":"+A.GetTypeCode().ToString());
　 　MessageBox.Show(B.GetType().ToString()
　　　　　　　　　　　+":"+B.GetTypeCode().ToString());
　　 MessageBox.Show(C.GetType().ToString());
}


1. 基本的なアルゴリズム

2. 基本的なデータ構造

3. 操作を伴うデータ構造

4. 探索

5. 再帰的アルゴリズム

6. ソート

7. 集合

8. 文字列処理

9. 色々なアルゴリズム


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