１．３　桁数の表示

番号 　　内　　容
（１） 　繰返しによる桁数のカウント
（２） 　繰返しを使わない方法

（１）繰返しによる桁数のカウント

10未満になるまで，整数を10で割る処理を繰り返し，
その回数をカウントすることで，
桁数を求めることができます。

@） R ← 1, NN ← Nとする。

A） NN≧の間，以下を繰り返す。

　　・ NN ← NN ／ 10
　　・ R ← R + 1

B） Rを桁数とする。


［Program １−5］ 桁数の表示　　　　

　private int 桁数設定(int N)
　 {
　　　 int R = 1; int NN = N;
　　　 while (NN>=10) { NN /= 10; R++; }
　　　 return R;
　 }
　private void cmdCompute_Click(object sender, System.EventArgs e)
　 {
　　　 int N = int.Parse(txtValue.Text);
　　　 int 桁数 = 桁数設定(N);
　　　 lblResult.Text = N.ToString() + "の桁数は"
　　　　　　　　　　　　　　 + 桁数.ToString() + "桁です"
}


（２）繰返しを使わない方法

10の対数を使うと，繰返しを使わないで桁数を求めることができます。
すなわち，

　　　　

ですから，10の対数をとり，小数点以下を無視すると
桁数−１の値が求まります。

［Program １−6］ 繰返しを使わず桁数を表示

　private int 桁数設定2(int N)
　 {
　　　 if (N == 0) return 1;
　　 　int X=( (int)Math.Log10(N)) +1;
　　　 return X;
　 }
　private void cmdOther_Click(object sender, System.EventArgs e)
　 {
　　　 int N = int.Parse(txtValue.Text);
　　 　int 桁数 = 桁数設定2(N);
　　 　lblResult.Text = N.ToString() + "の桁数は"
　　　　　　　　　　　　　 + 桁数.ToString() + "桁です"
　 }



番号 　　内　　容
（１） 　繰返しによる桁数のカウント
（２） 　繰返しを使わない方法

1. 基本的なアルゴリズム

2. 基本的なデータ構造

3. 操作を伴うデータ構造

4. 探索

5. 再帰的アルゴリズム

6. ソート

7. 集合

8. 文字列処理

9. 色々なアルゴリズム


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