１．1 ３値の最大値


定義どおりに３つの値の最大値を求める手順は以下のようになります。

　　　
　　　　　図1-1 定義どおりの３値の最大値

しかし，最初，MaxをAとしておき，矛盾したら設定を変更するという考え方で
フローチャートを考えてみましょう。

　　　
　　　　　図1-2 定義どおりの３値の最大値


図1-1では，判定しなければならない条件は，全部で４個ですが，
図1-2では，条件は２個に減っています。

このように，プログラムでは，


　　　「○○を××とおいて，△△となったら○○を変更する」

という方法は，一般的な常套手段のひとつです。


［Program １−１］３値の最大値　　
　　　　　　　　

　private double max3(double a, double b, double c)
　{
　　double R = a;
　　if(R < b) R = b;
　　if(R < c) R = c;
　　return R;
　}
　private void cmdCompute_Click(object sender, System.EventArgs e)
　{
　　double a = double.Parse(txtA.Text);
　　double b = double.Parse(txtB.Text);
　　double c = double.Parse(txtC.Text);
　　double max = max3(a, b, c);
　　lblMax.Text = "最大値 = " + max.ToString();
　}

1. 基本的なアルゴリズム

2. 基本的なデータ構造

3. 操作を伴うデータ構造

4. 探索

5. 再帰的アルゴリズム

6. ソート

7. 集合

8. 文字列処理

9. 色々なアルゴリズム



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